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耐えたのです。それはもう、ただただ耐えたのです。コツも何もありません。耐えて耐えて……うぅぅぅうううううううという気持ちを抱えながら、ひたすらに耐えたのです。
……まるで昭和のフォークソングのように聞こえるかもしれませんが、半分冗談で半分本当です。
もちろん、それはそれは幸福な時間ではありましたが、泥にまみれながら戦う時間でもありました。
上の子の「赤ちゃん返り」への対処方法
2番目の子が生まれた直後の時間をひとことで言い表すのって、難しいですよね。
でも、我が家がどう対処したかはひとことで言い表せます。ずばり……
とにかく上の子優先
これはなにも我が家独自のメソッドではなく、多くの専門家が似たようなことを指摘しているのでご存知の方も多いと思います。いくつか、参考になりそうなサイトをあげておきますね。


「上の子優先」を実践する大変さよ
ただ、赤ちゃんがいる状況で「上の子優先」を実際にやるのは簡単ではありません。とんでもない難事業です。私が今までの仕事で携わったどんなプロジェクトよりもハードでした。
赤ちゃんが泣いているときに
例えば、下の子が泣いていたとしましょう。

おそらくお腹が空いてると思ったら、おっぱいやミルクをあげますよね。だけど、そんなときに上の子がこう言ってきます。

「私もおっぱい飲みたい」
いや、無茶でしょうよと。おっぱいを飲む年齢じゃないでしょと思っても、もちろん無視は厳禁です。どれだけ赤ちゃんの世話で手がいっぱいでも、上の子の主張に対して何らかの反応をしなければいけません。しかも、できるだけ優しく。なおかつ、わがままを包み込むように。
上の子が「おっぱい飲みたい」と言ったときの対処
ちなみに、我が家ではこのように対処しました。



「上の子ちゃん、おっぱい飲みたいの?」



「そう!」



「でも、上の子ちゃんは歯が生えてるでしょ? 歯が生えてる子はおっぱい飲みないのよ〜」



「ヤダヤダヤダヤダ」



「そのかわり! 上の子ちゃん、いい子だからさ〜、あとでちょっとだけ牛乳(場合によってはジュース)飲む?」



飲む飲む飲む飲む!
上の子ちゃんがグズるとき
ポイントは、「歯が生えているから」などと理屈で説明したこと。2歳児・3歳児だからと思ってただ「ダメ」というのではなく、理由をつけるようにしました。もちろん個人差はあると思いますが、コレ意外と効果的です。
ただし、上のようにスムーズにいかないことも多々あります。そんなときは……



「上の子ちゃん、やっぱりおっぱい飲みたいの?」



「うん!」



「おっぱいはどうしても無理なんだけどさ、特別に! ミルクだったらいいよ!」



「え、あのさぁ……」



「なーに?」



「哺乳瓶で飲みたい…」



「いいよ〜」


「赤ちゃん返り」を思う存分させる
2〜3歳の子が哺乳瓶でミルクを飲んでいる姿は異様に映るかもしれません。しかし、それは見た目だけの問題。さらに、赤ちゃん返りは一時的なことがほとんどですので、異様な光景も長い育児期間では一瞬。
……と考えて、思う存分赤ちゃん返りをさせました。ここで我慢させると上の子ちゃんにとっては大きなストレスになりますし、そうなるとグズリが爆発しがち。
ひいては、パパ・ママも大変になります。パパ・ママがストレスを抱えた状況でいると、それは子供に伝わることが多いです。
つまり、上の子に赤ちゃん返りを我慢させてストレスを溜めちゃうことは、誰も得しない結果になる恐れがあります。
赤ちゃん返り期に役立ったグッズ
ちなみに、上の子の赤ちゃん返りのために、我が家では哺乳瓶と哺乳瓶に付ける乳首を多めに用意していました。ピジョンだと15ヶ月以上の乳首(母乳実感)もあって、これが赤ちゃん返りにピッタリ(笑)


あと、フォロミ(フォローアップミルク)! 上の子はとっくにフォロミを卒業していたのですが、これ少し残っていたことですごく助かりました。
うちの子は赤ちゃん用ミルクと同じく「お湯で溶く」ということにこだわっていたので、そのタイプ追加購入。少量でもネットで買えるのがありがたい……。


突然終わった「赤ちゃん返り」
そうやって気が済むまで赤ちゃん返りをさせたら、そのうち「ミルク欲しい」とは言わなくなりました。
上の子が「おっぱい飲みたい」と言い出したときは、まるでとんでもない大型台風が来たかのように感じましたが、思う存分赤ちゃん返りさせたことで、こちらのストレスを最小にできたように感じます。
まるで、朝起きたら台風が去っていたかのように、あっさりと終わりを迎えたのです。
赤ちゃん返りが爆発しそうなシチュエーション
だけど、上の子の「赤ちゃん返りモード」が発動するのはミルクだけではありません。他にもたくさん。たとえば……
・赤ちゃんのおむつを替えているとき、まるで邪魔するかのように「抱っこしてー」といってきた
・赤ちゃんを沐浴させているとき、「私も(ベビーバスに)入るー」といってきた
・赤ちゃんを寝かしつけているときに、上の子が「かまってかまって」となった
……などなど。このようなシチュエーションでも、頭ごなしに「ダメ」というのは厳禁。
「ちょっと待ってね〜」と言いながら、(どうしても無理な場合は)なぜダメなのかを丁寧に説明する or 「先にやる?」と上の子を優先する形で対処しました。
「上の子と2人きりの時間を作る」が日課
それだけではありません。赤ちゃんの世話で忙殺されたあと、上の子と2人きりの時間を作ることも重要ですし、いつも以上のスキンシップ、いつも以上の愛情表現を、赤ちゃんのお世話をしながらやるのです。
ちなみに、我が家では私も夫もどちらも「上の子と2人きりの時間を作る」を日課にしていたこともあって、赤ちゃんが生まれても上の子には相当な時間を割いてました。
赤ちゃん返り対応で名誉の負傷
こうして、赤ちゃんだけでなく上の子も抱っこしまくるので、私の腕は腱鞘炎になり、夫は腰を壊しました。戦い抜いたという満足感はひとしおですが、ボロボロになったというのが現実でした。
赤ちゃん返りにうまく対処するコツ
上の子の気持ちをケアすることはとても大事だと思うのですが、それ以上に自分の気持ちをケアすることだって大事! どれだけ子供を愛していても、やはりストレスになりますから。
でも、そもそも冷静に考えれば急に家族が増えるって大人でも混乱しそうなシチュエーション。いってみれば、夫がいきなり第二夫人を家に連れてくるようなものです。大人でも取り乱して当たり前ですから、子供なら当然です。
そして、赤ちゃん返りに対処するコツは、そのような上の子の気持ちを想像することにある気がします。「お前も大変だな〜」と思うと、いやがうえにも寄り添えますしね。
濃い時間は一瞬
というわけで、赤ちゃん返りの実情とその対処について説明してきましたが、とても大変な時期であると同時に、かけがえない時期であることは間違いありません。
問題は、あまりにも大変すぎて「貴重な時間」であることを忘れてしまいがちになるということ。
そうならないために、ちょっとでもパパ・ママが楽できるグッズがあったら、ひとまず投入することをおすすめします。


そうして、濃い〜〜時間を、目一杯お楽しみください。どんなに大変だと思っても、あとで振り返ると一瞬で終わってしまいますからね。




参考サイト:ベネッセ「赤ちゃん返りとは?対応方法や主な行動を医師が解説」、学研教室「困った! 子どもの赤ちゃん返り 適切な対応で乗り切るには?」